
last modified: 1999/07/19
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笠井 潔 |
1 SF的略歴
- 一九四八年、東京月島に生れる。
- 中学時代にSFを発見。 高校にかけて、ヴォークト、ベスター、アシモフ、ディックなどを読む。 最大の愛読書は、クラーク『幼年期の終り』。 「SFマガジン」を購読。 「果てしなき流れの果てに」の連載に熱狂する。
- 大学時代の読書は、哲学、思想、社会科学が中心。 それでも暇を見つけて、内外のSFは読んでいた。 バラードふうのニューウェーヴには、比較的冷淡だった。 バラードよりル=クレジオのほうがいいんじゃない? という感じ。
- 二〇代には、ハーバート、ル=グィン、ゼラズニイ、シルヴァーバーグなどを読み、SFと現代思想の深い関係に気づく。
- 一九七九年、本格ミステリ『バイバイ、エンジェル』で作家デビュー。
- 一九八一年、平井和正および半村良の両氏の影響下に、SF伝奇シリーズ『ヴァンパイヤー戦争』の執筆を開始する。 『巨人伝説』、『サイキック戦争』をふくめたコムレ・サーガが、三〇代の中心的な仕事になる。
- 一九八二年、「奇想天外」誌に連載した、英米SF作家論『機械じかけの夢』を刊行する。
- 一九八六年、編著『SFとは何か』を刊行。
- 一九八七年、SF短篇を中心とした『エディプスの市』を刊行。
- 一九九一年、『ノヴァ、ノヴァ』を刊行。 これでコムレ・サーガを完結。 三大長篇を中心に、全部で一万枚になる。 われながら、よく書いたものだ。
- 一九九〇年代は、本格ミステリに仕事の中心を移した。 四〇代に書いたSFとしては、「SFマガジン」連載の「無底の王」がある。 ただし、単行本としては未刊行。
2 SF関係の著作(現在入手可能な版)
