Science Fiction and Fantasy Writers of Japan

last modified: 2009/10/22
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第11回日本SF新人賞

最終候補作(順不同)


大間了    魔草男爵の館
希木偶人   捕虜改造用人工惑星NEG−NIN
伊野隆之   森の言葉/森への飛翔
樽井砂都   月影パンダ
森田こうし  異世界創造遊戯
山口優    シンギュラリティ・コンクェスト

一次選考通過作品(順不同)


流風道    理想の女
大間了    魔草男爵の館
希木偶人   捕虜改造用人工惑星NEG−NIN
柯甘人    ウィリアムズ博士の失踪について
黒井謙    雲上の牢獄、眼下の楽園
伊野隆之   森の言葉/森への飛翔
樽井砂都   月影パンダ
小松多聞   ゲッターゾーン
江本行    双子のいる星
森田こうし  異世界創造遊戯
麦倉伸幸   国土を売る日
木多川冬之介 リヴァイアサンの娘
島青志    シュレーディンガーの宇宙
沙原共    シャーロット・ホームズの冒険 ATOK事件
山口優    シンギュラリティ・コンクェスト
村崎有仁   カンブリアの弥勒


未知の才能を求めます!


 日本SF新人賞は、皆様のご声援とご支持を得て、順調に産声をあげ、その歩みを始めることができました。 おかげ様で、SF新人賞で誕生した作家たちは、すでに21世紀のSFを担うべく、様々なメディアで活躍しつつあります。
 しかし、SFを愛する者が、現況に満足するようなことがあってはなりません。 現況に満足して停滞したときにSFはその本来の活力を失うことになるでしょう。
 SFが「明日の文学」でありつづけるためには、つねに野心的で、新しく、若々しい才能が注入される必要があるのです。 そのことが、ときに旧世代を否定することになり、荒々しい破壊につながるとしても、われわれはそれを恐れるものではありません。
 われわれが、いまほど未知のヴィジョン、未知の夢、未知の笑い、未知の恐怖に触れるのを渇望したことはありません。 その実現のために日本SF作家クラブはできるかぎり力を注ぎたいと考えているのです。
 われわれ日本SF作家クラブは、真に次世代を担うべき、野心的で、新しく、若々しい才能の誕生を期待します。 日本SF新人賞がその登竜門となることを願ってやみません。

日本SF作家クラブ

第11回日本SF新人賞応募規定


  1. 新人による、未発表長編小説。 ジャンルは広義のSFエンタテインメントおよびその外縁に属するテーマ。 応募原稿の枚数は400字詰め換算350枚〜600枚。 原稿の表紙に(1)タイトル (2)筆名 (3)住所・氏名・年齢・電話番号・メールアドレス (4)職業・略歴を明記し、必ず1200文字以内の概要をつけること。
  2. 応募原稿は、ワープロ原稿が望ましい。 その場合、A4判の用紙に縦書きで40字×40行でプリントアウトすること。 自筆の場合はA4判の400字詰め(20字×20行)原稿用紙を使用。 エンピツでの執筆は不可とする。 応募原稿は返却しないので、ワープロ原稿、自筆原稿とも手許にコピーを残してください。
  3. 原稿締切は、2009年7月31日(当日消印有効)。※〆切ました
  4. 受賞作品の発表は、2009年12月中旬予定。
  5. 受賞作品の出版権および映像化権等二次的使用権は、株式会社徳間書店に帰属し、作品は徳間書店より刊行されます。
  6. 応募宛先
       〒105−8055 東京都港区芝大門2−2−1
       (株)徳間書店内「第11回日本SF新人賞」係
    
  7. 応募に関する個人情報は、本新人賞の発表・連絡以外には利用いたしません。

<最終選考委員>

山田正紀(委員長)、飯野文彦、図子慧、林譲治、若木未生(五十音順)

<賞>

正賞:賞状およびトロフィー
副賞:賞金100万円

主催 日本SF作家クラブ/後援 株式会社徳間書店



日本SF新人賞の創設に際して

 20世紀も終末を迎えようとしている今日、日本SFは、大いなる繁栄の時代にあります。
 大作SF映画が製作され、SFアニメーションの傑作が注口されました。SFは、コミックやコンビュータゲームの世界をも席巻しています。
 ロボットやタイムトラベルやスペースシップを知らない子供が、どこにもいないように、今日ではSF的アイデアやSF的ガジェットは、すでに少数のファンの専有物とはいえません。SFは、多数の才能ある表現者の創造意欲を刺激し、さまざまな表現形態の傑作を生み続けています。
 黎明期の日本SF小説は、小松左京『果しなき流れの果に』や光瀬龍『百億の昼と千億の夜』をはじめとする傑作で、多くの青少年読者を魅了しました。先人の影響下に、有力新人がきびすを接して登場し、ジャンルは大きく発展したわけです。
 1960年代、70年代におけるSF小説の飛躍が、日本におけるSFの繁栄をもたらしました。しかし今日、SF映画やSFアニメ、SFコミックの大成功の反面、SF小説の影響力が相対的に低下した事実は否定できません。いまこそ時代は、斬新で独創性にあふれる、読書の楽しみを具現するようなSF小説を求めています。
 才能あるSF小説家、魅力的なSF小説の誕生を求める時代の声に応え、このたびSF作家クラブは、日本SF新人賞を創設することになりました。この賞を通路として登場する新人作家によって、SF小説界に新風が吹き込まれることを願ってやみません。

賞金 100万円

主催/日本SF作家クラブ 後援/株式会社 徳間書店



日本SF新人賞受賞作リスト

第1回(1999)

    『M.G.H.』        三雲岳斗

佳作  『イミューン』         青木和
    『KI.DO.U』       杉本蓮

第2回(2000)

    『ペロー・ザ・キャット全仕事』 吉川良太郎
    『ドッグファイト』       谷口裕貴

第3回(2001)

    『マーブル騒動記』       井上剛

佳作  『○○式歩兵型戦闘車両』    坂本康宏

第4回(2002)

    『ルナ(RNA)』       三島浩司

第5回(2003)

    『夢見る猫は、宇宙に眠る』   八杉将司

佳作  『ルドルフ・カイヨワの事情』  北國浩二
    『終末の海・韜晦の箱船』    片理誠

第6回(2004)

    『ゴーディーサンディー』    照下土竜

第7回(2005)

    『マーダー・アイアン──万聖節前夜祭──』 タタツシンイチ

第8回(2006)

    『ジャン=ジャックの自意識の場合』 樺山三英

佳作  『戦域軍ケージュン部隊』    木立嶺

第9回(2007)

    『黒十字サナトリウム』     中里友香
    『宇宙細胞』          黒葉雅人

第10回(2008)

    『プシスファイラ』       天野邊
    『競馬の終わり』        杉山俊彦

[新人賞受賞作家エッセイ]


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